- 根津 亜季子
今日から使える!歌うまのコツ!①
最終更新: 2019年8月23日
「音楽とはメッセージだ」 「歌詞を頭ではなく心で理解すること」 という言葉が出てきました。
本当にその通りだと感じます
その思いをどんな歌い方で、いかに歌にのせるかって所も奥深いのですが
では、実際にたくさんの歌を聞いてみると、 ♪「心がこもっていて温かい歌を歌っている人」 ♪「心を込めすぎてくどくなっている人」 ♪「下手だけどガツンと心に響く歌」 ♪「歌詞なんてほとんど意識せずにメロディを歌っている人」
様々ですよね? 反対に、いくら歌唱力があっても、 いまひとつガツーンとこない人もたまーにいませんか?
ではどうしたらいいか?
まずは歌詞だけを音楽を流さずに読む(読み込む!)
そしてその歌の世界観をしっかりと知り、 自分なりの解釈をしてみる
《例》 Aメロ→悲しい心の叫び Bメロ→何かの発見/出来事 サビ→立ち直って超前向き 2番→もう何も怖くないぜ!Yeah!
みたいに、全体の感情の流れなんかをよーーーーく観察します そうすると、ここはどんな風に歌いたい ってなってくると思います
その解釈が終わったら、 一度曲を流し改めてよぉーーーく聴いてみる。
繊細な歌い分けに気づける耳がそこにはあると思います
なんだか思っていたより深い!
なんて思うかも。
文節を意識する/単語の頭文字にアクセントを置いてみる
例「それでもこんなに愛してるんだー!」 こんな歌詞があったとします。
なにも考えないで ただメロディに合わせて歌ってみると、
ソレデモコンナニアイシテルンダー!
いかがでしょうか? 頭にすっと意味が入ってきませんよね
文節を意識すると それでも/こんなに/愛してるんだ
となります。
そして、頭文字でしっかりと言葉をいい直してあげます。 イメージは、ホップ!ステップ!ジャンプ!
それでも/こんなに/あいしてるんだ!
どうでしょう? 「そんなに愛してるのね!なんて切ない歌!泣」 と聴き手の感情もきっと乗ってくることでしょう
ソレデモコンナニアイシテルンダー! それでも/こんなに/愛してるんだ!
こう書き表してみると、 どちらがいいか、一目瞭然ですね
息を吸う場所 (ブレスポイント→★印)
ではそこに、 息継ぎポイントをさらに意識してみます。 下記のような場所で息継ぎをしたらどうでしょう
それでもこん★なに愛し★てるん★だー!
単語が単語として見えなくなってしまってます。
それでもこんにちは?って続くのとか、 てるんって何 と言うような具合です。
メロディに合わせて意識的に狙ってそうしてるとかならいいのですが、 多くの場合、 息が足りなくなったところで吸ったらそうなってた。
という事も良く聞きます。 それだと結果的に文節や単語を丸無視してしまいかねない事になります
ってことで、 で出てきた文節が主なチャンスとなります 息が長く続かない方はとくに、 文節に合わせて吸ってみてください。
それでも★こんなに★愛してるんだー! それでも★こんなに愛してるんだー!
などなど、
息が続く人は、何個か分の単語を一つなぎで歌ってから吸います。
こんだけ
さらに感情をのせる為にできる練習方は直接レッスンでお教えします
今回は「手っ取り早くできるコツ」ということで、 ぜひ、今から取り入れてみてくださいね( ^∀^)
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